BTCUSD

保守派のジェームズ・オキーフ氏がブラックロック社員に対して工作的なインタビューを行った際に、ブラックロック社員は「議員の買収は簡単で、10万ドル~50万ドルくらい払えば大概の要求は聞いてくれる」と述べたことがETFが承認されるだろうという見方に繋がって買われていると考えられるでしょうが、承認されるかはまだわからないですね。

金利動向は実質金利は後2回の利上げが懸念されて高値圏で推移しているものの、まだ直近の最高値を更新しておらず、1.5%台後半~1.6%台で推移しています。乖離率は若干の下ザヤとなっていることから、実質金利がこれ以上上昇しないのであればサポートが入りやすいように見えます。また、米長短金利差は最安値を割れていませんでしたが、若干ではあるものの最安値を割れて1981年以来の逆ザヤ度合いとなっています。これにより乖離率は相変わらず過去最大レベルとなっていることから、これが解消しない限りは上値が重い展開が続くように見えます。従って、そのカギを握るFOMCはビットコインにとっても重要な指標となるのではないでしょうか。

米ドル流動性指標は、先週は減少の一途をたどったものの、今週は若干回復しています。

米長短金利差と流動性の観点からは強い逆風が吹いている状況ではあるものの実質金利に対しては下ザヤとなっていることから下落すればサポートは入りやすいため$28770~29750ではサポートされやすいように見えますし、大きく下落しても現段階では$27320~28210くらいがメドにように見えます。買いを検討するのであれば$28770~29750に引き付けて下値が固いようであれば買いを検討するのが良さそうですが、逆三尊が形成されるようであれば、$29840~30170での買いの検討もあるでしょうか。
Fundamental AnalysisTrend Analysis

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