歴史は繰り返される

チャートを見る場合ログスケール（片対数目盛り）で見る必要があります。
もしログスケールでないチャートの場合、価格の大きさに捉えられて正しいチャートの理解ができないと考えています。

ログスケールでみた場合、ここでは2015年6月頃からしか週足がないのでわかりづらいですが、2013年12月末頃に当時の過去最高値を記録してから暴落し2015年頃に底値を付け、その後再度上昇し、2016年年末から2017年年明けにかけて2013年12月末頃の過去最高値に並びました。
2013年12月末頃の過去最高値の前に2013年中頃に底値を付けていますが、そこから見た場合、2013年12月末頃「過去最高値」から半値まで下がったのが2014年の終わりにかけてでした。過去最高値から約２年かけて半値まで戻り、約４年かけてその過去最高値に戻りました。

次に今回ですが、2017年中頃から見た場合、2017年末に過去最高値を付けています。
その後約１年かけて半値まで戻り、上昇に転じています。
もし過去費やした期間の約半分ほどで「再現」するのであれば、2017年末から約２年後の今年末から来年１月頃に2017年末に記録した過去最高値に並ぶことになります。

いくつかの良いファンダメンタル材料はあるにせよ、周期的に大きな流れで見ると上昇トレンドであり、底値から急激な弧を描くように最高値までつけた後、ゆるゆると半値まで戻って、その後また上昇に転じて過去最高値を超えていく傾向にあると判断しています。