ルーメン、有線需要の減少で第1四半期の売上高予想を下回る

電気通信サービス会社ルーメン・テクノロジーズ LUMNは、顧客が主力の有線電話サービスからワイヤレス・キャリアに移行しているため、四半期収益がウォール街の予想を下回った。

ルイジアナ州モンローを拠点とする同社は、巨額の負債と相まって継続的な需要の低迷に直面している。

同社は以前、マクロ環境と債権者協議の積み残しが今後数四半期の業績を圧迫するだろうと述べていた。

ルーメンは、光ファイバーと銅線ケーブルのネットワークを持ち、クラウドベースの通信サービスとITソリューションを企業やユーザーに提供し、単一のインターフェイスで通話、メッセージ、ビデオ会議の管理を支援している。

同社 、第1四半期の純収入は32.9億ドルで、LSEGのデータによるとアナリストの平均予想33.7億ドルに対し、前年同期比12％減となった。

調整後ベースでは、同社は第1四半期に1株当たり4セントの損失を計上した（前年同期は1株当たり0.10ドルの利益）。

今月初め、ルーメンは7％弱の人員削減を計画しており、第2四半期までに完了する予定であると発表した。

同社は1月、少なくとも2029年まで債務の満期を延期し、20億ドル以上の新たな資本を利用できるようにする契約を金融機関グループと締結したと発表した（(link)）。

ルーメンは11月、欧州・中東・アフリカ地域（EMEA）事業をロンドンを拠点とするコルト・テクノロジー社に18億ドルで売却したが、これは長期的に大きなライバルに対抗するために必要なデジタル変革の一環である。

ルーメンの同業他社であるベライゾン VZは先週、フレキシブルなプランとストリーミングのバンドルにより、ワイヤレス加入者数が予想より (link) 減少し、四半期利益は予想を上回ったと発表した。