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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行の政策金利は据え置き予想

■弱含み、日銀12月利上げ観測で一時100円を下回る

今週の豪ドル・円は弱含み。日本銀行による金融政策正常化が遅れるとの観測でリスク選好的な豪ドル買い・円売りが一時優勢となったが、9月消費者物価指数が市場予想を下回ったこと、日銀12月利上げ観測が浮上したことから、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは縮小し、豪ドル・円は一時100円を下回った。取引レンジ:99円54銭-101円53銭。

■底堅い展開か、豪準備銀行の政策金利は据え置き予想

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)は11月5日開催の理事会で政策金利の据え置きを決定する見込み。公表される声明で早期利下げの必要性について否定的な見解が提示された場合、リスク回避の豪ドル売り・円買いは縮小し、豪ドル・円は底堅い動きを見せる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・5日:豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想)

・7日:9月貿易収支(8月:+56.44億豪ドル)

予想レンジ:99円00銭-102円00銭

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