【週間展望】USDJPY 2024.01.01

2023年を振り返ると、1月に127.25安値を付けてその後は調整を挟みながらも基本的には11月まで上昇し高値は151.90
11月のFOMCから米金利の利下げが織り込まれて下落に転じ、141.00近辺で年末クローズとなっている

俯瞰で見ると、昨年の安値と高値を結んだFIBで半値戻しとなるのが139.60近辺となっており、一つのターゲットとして意識される

また、FIB61.8%が136.70近辺にあり、その直上には137.50近辺は7月の押し安値と何度も意識されたラインであることから、この価格帯は非常に強いサポートとして意識される

米金利の利下げが始まることは確実で、日銀もゼロ金利が解除されることも時間の問題であることから、金利差の縮小による下落相場がメインシナリオとなり基本的には戻り売りを軸にトレードを考えるが、需給による構造的な円安は金利差では何ともしがたく、また、金利差が縮まるとはいえ圧倒的にドルの方が高い金利であることに変わりはないため、下値は限定的か

今年は一方的なトレンドが出るというよりは、130-145円あたりを中心としたレンジとなる可能性を見ている

直近では、短い時間足で売られすぎとなっていることから、反転上昇となる可能性
140.00を背に日足のMAをターゲットに上目線も、戻ったところは下で買った投資家の利切り損切で売り場を提供することになるのではないか

突っ込んで売らず戻り売り狙いとなるものの、年初のフラッシュクラッシュ的な動きには注意したい

Trend AnalysisUSDJPY

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