【USDJPY|ドル円 】明確なトレンドの発生サインを待とう

2021年3月31日111円にタッチせず、以降は下降へ。107円台で下げ止まり。

現時点では上昇ダウを形成しています。
(日足の赤丸が安値、青丸が高値)

4時間足でのトレードを前提に分析していきます。

・移動平均線での分析

高値、安値共に切り上がってはいるもののEMAが密集しています。
密集している間は明確な方向感が出ていないということなのでトレードはしにくくなります。
よって、様子見と判断します。

・ライン分析
高値は黒の水平線で抑えられ、安値はほぼ青のラインに沿って切り上がってきています。
結果として三角形に近い形状を形成しています。
通常、トレンドの途中で出ることが多いため、3月31からの下落トレンドが継続していると考えるならショートと考えたくなります。

しかし、ダウは上昇を示しているので、結果EMAが方向感のない並びになっているということも頷けます。

・まとめ
移動平均線からは様子見、
ライン分析からはショート
ダウ理論からはロング
というように分析結果が分かれました。

このような時は明確なトレンドが出るまで「待つ」のが得策と考えます。

-------以下はトレード心理の話-------

トレードは勝ち、負けを繰り返して、トータルで勝てば良いのですが、
「良い負け」、「悪い負け」というものがあります。

一概に定義はし辛いですが「悪い負け」の典型例は自分が決めたトレードルールを破ってトレードした結果、負けることでしょう。

また、「良い負け」とはルールに従って、ロスカットにあった場合などが当てはまります。

(全てで勝てるわけがないので勝つための必要経費ですので良い負けということです。勿論、この負けが多すぎると、ルールそのものに問題があるので、ルールを見直すことが必要であることは言うまでもありません。)

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ここで分析の話に戻ると
私は上記のように分析したので
エントリーすることはしません。

なぜなら、分析した結果、自分のルールを破って負けることは上記で述べた「悪い負け」になるからです。
Beyond Technical AnalysisMultiple Time Frame AnalysisSupport and Resistance

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