【USDJPY/ドル円🇺🇸🇯🇵】相場分析20210404 フラッグ=>上昇=>フラッグ=>上昇は続くか?

【サマリ】
下げる気配を一向に見せないドル円。高値圏での調整が継続しています。
特に3月に入って以降は押し目のない上昇が続いていますが、それらには一定のパターンが見られます。
そして直近の動きもまた似たパターンを形成しつつあるという局面にあります。
今回の投稿ではタイトルにもある通り、今までの上昇パターンの振り返りを行うとともに、今後のシナリオについて考察してみたいと思います。


1. 過去の上昇パターン
今年1月からのドル円の4時間足です。
わかりやすくするために素のチャートにMA3本だけを表示しました。

<4時間足:1月〜>
스냅샷

タイトルでネタバレしてしまっていますが、今までの上昇はほとんどフラッグを形成しての上昇でした。

フラッグを記入してみましょう。こんな風になります。

<4時間足:1月〜>
스냅샷

フラッグは英語ではContinuation pattern(トレンド継続のパターン)の一つと言われ、その名の通りトレンドの継続を表すチャートパターンです。
見てわかる通り、フラッグ形成=>上昇=>フラッグ=>上昇・・・の流れが続いていますね。

そして直近の動きもまたフラッグとなっています。

<4時間足:直近の動き>
스냅샷

一つ前のフラッグと比べるとまだ短いですが(FOMC週だったので調整が長かったとも考えられる)、そのさらに一つ前と同じくらいの期間のフラッグとなっています。
今までのパターンを踏まえると、同じ形で再びここから上昇していく可能性は十分に考えられます。


2.今後のシナリオ
ここからはいつも通り波動とフィボナッチ、ラインを使って考えていきます。

まず週足レベルで意識されそうな高値ラインが二つあります。

週足
스냅샷

次に波動を見てみます。
日足全体の波動は前回の投稿から変わらず以下のような捉え方です。

<日足>
스냅샷

現在は上昇5波の5波目を形成中で、かつ5波目が延長中と見ています。

この5波目が終わる頃にはさすがに調整を挟むのではないかということで、5波の終点を4時間足を使って予測してみます。

日足の(5)-5波を4時間足で表示したのが以下のチャート(オレンジの波)です。

<4時間足>
스냅샷

ⅰ-ⅲ波まで形成されていることが確認できます。
ⅲ波の位置がⅰ波のFR1.618を超えているので一旦3波目として捉えて問題ないでしょう。
その場合のⅴ波がどこになるかということですが、現状ⅰ波とⅲ波が1:1の長さなので、ⅴ波も同じ長さになると想定すると、だいたいⅰ波のFR2-2.618くらいまでを上限として見ています。
2.618水準ががちょうど週足で見た2020/02の高値と重なっていることから、一旦このレベルを近いうちに達成するであろう上げ幅として想定しておいて良さそうです。

Elliott WaveTrend AnalysisUSDJPYWave Analysis

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