【USDCAD】相場分析20200409 方向感なくレンジ相場入りの気配 トレードは休止

月足ベースの三角保ち合いを上に抜け上昇してきたドルカナダ。
ここ最近は上昇の勢いに陰りが見え、レンジ相場入りの様相を見せています。

長期足の振り返りから今後の相場展開を考察します。


<長期足>
月足
赤の斜線と水平線で囲われた三角保ち合い(アセンディングトライアングル)を長らく形成していましたが、直近上抜けして上昇を始めたという局面です。
右から2本目のローソク足が2020年3月のローソク足ですが、長い上ヒゲが発生しており、ヒゲの先端が2016年の高値とローソク足の先端レベルで一致しています。
このラインを超えるには相当の売り圧力を超える買い勢力が必要となりそうです。

스냅샷

週足
3月末に高値1.44615をつけてから、少し上値が重たくなっている様相です。
週足で引いたフィボナッチ38.2ラインで、直近のローソク足が止まっていますので、これから再度上昇していくか注目です。
ただ、その前のローソク足が上ヒゲを残していることから、上昇の勢いが衰えているようにも見えます。

스냅샷


<中期足>
日足(最上部チャート)
日足に降りて確認します。
ここ数日のローソク足の安値は週足で引いたフィボナッチの38.2ラインで止まりつつも、高値も徐々に切り下がっており、日足でディセンディングトライアングルを形成しています。
このまま高値が切り下がり、終いにはトライアングルを下に抜ける可能性がありますが、下抜けした場合には、今まで月足ベースの三角保ち合いの上値となっていた赤の水平線が存在し、ここがサポートラインとして機能しそうです。
それによって、ピンクのボックスで囲われた範囲でのレンジ相場を形成する可能性が高くなります。

少し方向感が見えなくなっているので、特にスイングトレードはエントリーは見送って方向感が定まるのを待つのが賢明と言えます。

Chart PatternsTrend AnalysisUSDCAD

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