ダウ30:リスクオン状態だったダウ30の風向きが変わるならドル円に影響も…

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~ダウ30~
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21:37 2018/06/14記載

   月足を見ると、はっきりとバンドの5つのラインが上を向いた上昇トレンドです。その上、+1σ(現在24235ドル)~+2σ(現在26761ドル)のラリーとなっているようです。米大統領選挙でトランプ氏が当選した2016年11月から5月平均線~+2σのラリーが始まり、18年3月に実体で5月平均線を実体で下抜けたものの、+1σはトランプ大統領誕生から実体で下抜けたことがないため、+1σはとても注目しています。24000ドルを下抜けてしまったなら、大きな風向きが変わる可能性を意識しておく必要があります。

   週足を見ると、これまでバンドの5つのラインが上向きだったのが、ヨコヨコに転じています。18年に入って、週足実体がほとんど毎週長く、激動という単語がぴったりと思いました。現在は激動も落ち着いて、週足レベルでは方向感を失っているように見えます。ただ、3月19日週足で下抜けて以来、レジスタンスとして機能してきた25週平均線(24863ドル)を6月4日週足で再び実体で上抜け、再びリスクオン状態に戻ったような印象もあります。そうなると、週足+2σ(26209ドル)や1月29日高値(26699ドル)を目指すのかもしれません。なお、1月29日高値付近が月足+2σ付近に位置していることから、さすがにその付近の上値は重くなるのでは?と思いました。

   日足を見ると、若干上を向いているように見えますが、ほとんどヨコヨコのようです。これまで日足+2σ(現在25420ドル)にはり付いていましたが、6月13日日足の陰線で+2σを下抜けたように見えます。先ほど言ったように、バンドの形が若干上を向いているようにも見えるので、6月14日日足安値(現在25126ドル)が日足+1σ(現在25152ドル)ではね返される可能性も意識しておく必要があります。もし、日足の完成で陰線をつけるようであれば6月1日から続いた上昇の流れが変わる可能性を、しっかりした陽線をつけるのであれば、日足+1σ~+2σのラリーの可能性を意識する必要があると思いました。今日の日足はその点において、とても重要だと考えています。

   総合的に考えると、日足の完成を待つ必要がありますが、この日足によって流れが変わる可能性は十分考えておく必要があると思います。リスクオン状態だったダウ30の風向きが変わると、ドル円にとっても影響はそれなりに受けるのではないか?と考えています。

・月足バンドは上昇トレンド
・月足+1σ~+2σのラリー
・週足バンドがヨコヨコに転じている
・25週平均線を実体で上抜ける
・日足バンドもヨコヨコながら+2σ付近に位置している
・日足+2σではね返された可能性も?
・日足+1σ付近の反応は今後にとってとても重要
・今日の日足の形次第で今後に大きな影響も
・リスクオン状態だったダウ30の風向きが変わるならドル円に影響も…


21:38 2018/06/10記載

   月足を見ると、はっきりとバンドの5つのラインが上を向いた上昇トレンドです。その上、+1σ(現在24235ドル)~+2σ(現在26761ドル)のラリーとなっているようです。米大統領選挙でトランプ氏が当選した2016年11月から5月平均線~+2σのラリーが始まり、18年3月に実体で5月平均線を実体で下抜けたものの、+1σはトランプ大統領誕生から実体で下抜けたことがないため、+1σはとても注目しています。24000ドルを下抜けてしまったなら、大きな風向きが変わる可能性を意識しておく必要があります。

   週足を見ると、これまでバンドの5つのラインが上向きだったのが、ヨコヨコに転じています。18年に入って、週足実体がほとんど毎週長く、激動という単語がぴったりと思いました。現在は激動も落ち着いて、週足レベルでは方向感を失っているように見えます。ただ、3月19日週足で下抜けて以来、レジスタンスとして機能してきた25週平均線(24863ドル)を6月4日週足で再び実体で上抜け、再びリスクオン状態に戻ったような印象もあります。そうなると、週足+2σ(26209ドル)や1月29日高値(26699ドル)を目指すのかもしれません。なお、1月29日高値付近が月足+2σ付近に位置していることから、さすがにその付近の上値は重くなるのでは?と思いました。

   日足を見ると、バンドの形はまだヨコヨコのように見えます。6月7日日足で+2σを上抜けたように見えましたが、6月8日日足がその上昇の流れを受け継ぐことができず、かろうじて陽線ではあるものの、日足+2σ(25243ドル)付近で引けたことから、はね返されたのか上抜けているのか判断が難しいです。判断は持ち越しでしょうか。日足+2σを上抜けてバンドウォークするならば、週足レベルの流れがしばらく続きそうに考えられますが、はね返されるのであれば、週足レベルの上昇が一服するのか本格的な反転なのかを見極める必要があります。週足でリスクオン復活に見えましたが、日足レベルで考えると、まだまだ予断を許さないように思いました。

   総合的に考えると、不安定そうに見えたダウ30は上昇トレンドが崩れてはなさそうです。安易に下を考えない方がいいのかもしれません。ただ、日足レベルで+2σを上抜けるか否かという重要なポイント付近であることから、ダウ30はしっかりと監視する必要がありそうです。今回は注意深く監視し、週明けの日足の完成で今後を考えたいと思いました。

・月足バンドは上昇トレンド
・月足+1σ~+2σのラリー
・週足バンドがヨコヨコに転じている
・25週平均線を実体で上抜ける
・日足バンドもヨコヨコながら+2σ付近に位置している
・今後の日足から+2σを上抜けるのか、はね返されるのかが大きなポイント
・ダウ30はドル円にとって上目線の一要因から、今後の日足はとても重要
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9:22 2018/06/17更新

   日足を見ると、ポイントと考えていた日足+1σ(25159ドル)は下抜けたものの、今度は25日平均線(24891ドル)ではね返されたようにも見えます。月足・週足が上昇トレンド継続中なので、25日平均線~+2σのラリーの可能性も意識しておく必要があると思います。ただ、4時間足がきれいな-1σ~-2σのラリーをしていることから、現時点では上昇トレンドが継続しているのか、25日平均線を下抜けるのか判断に困る位置であることから、様子を見て考えたほうがよさそうかもしれません。5日平均線(25229ドル)を上抜けるようであれば、上昇トレンド復活かと考えています。
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