米10年国債:ひょっとしたら調整が入ってドル高に水が差されるかも…

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米10年国債
11:34 2017/09/23

 黄緑のチャネルラインの角度を少し変更しました(下落の角度を緩くしました)。

 結局、金曜日は陽線ながらも、2.28%に届くことができませんでした。日足バンドが少し発散状態にありますが、ローソク足が+2σから乖離してしまっているので、バンドウォークになる可能性は少し低くなったような気がします。それでも、+1~+2σなどのラリーになる可能性は十分にあるので、乖離したからと言ってすぐに下目線になるのは少し時期尚早のような気もします。

 週足を見ると、16年冬から続いている黄緑のチャネルの上限付近にきたことも意識しないといけないのかもしれないと思いました。この黄緑の抵抗線を抜け、2.3%をしっかり上抜けるのであれば、相当ドル高のイメージがつくのですが、この辺で上値が重くなるのかもしれません。

 4時間足を見ると、9月9日に上抜けて以来サポートとして機能してきた5本平均線を下抜けて引けています。一旦は調整の下落があるかもしれません。
 日足5日平均線が金曜日の時点では2.25%なので、月曜日も金曜日程度の値動きであれば5日平均線を下抜けてしまうかもしれないと思いました。
 そう考えると、ドル高という意味では、来週前半は少し調整が入るかもしれないと思いました。


米10年国債のポイント
・2.28%を上抜けることができなかった
・日足バンドウォークの可能性は低くなったがラリーする可能性は否定できない
・黄緑チャネルの上限は意識しておく必要も…
・2.25%を下抜けるようなら、来週前半はドル高に調整の下落が入るかも…
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