ナスダック100先物は年末に下値を探ってから反発。1月はどんな動きになるか?

ナスダック100先物は、前週にサポートライン(灰色)を下回って、年末も続いて下値を掘る値動きとなった。

27日に6/16安値を一時、上回るが実体では上回れず下落。
28日も下落が続き、紫色のサポートボックス圏で下値を掘っていった。
N波動の計算値のひとつNT値でぴったり止まって、反発して年末確定した。
フィボナッチ23.6%ラインを少し上回ったところでストップ、6/16安値を超えられない状況が続く。

紫色のサポートボックス圏は10月から続く反発ラインで、
今後もこのボックス圏での反発が機能するかが確認ポイント


EMAはすべて下向きのパーフェクトオーダーで上値が重い展開。
EMA75~EMA200の間にはポジション溜まっている売り圧力がまだ残っているだろうから
ある程度、売りを吸収する期間が必要と見える。


サポートボックス圏で反発するならば、1月はベース構築するレンジ期間に移行する可能性はある。
右下に向かっていくトライアングルだろうか。

1月は、上に向かうためにはまずは6/16安値を実体で上回っていくことが必要。
一段上にある灰色のレジスタンスラインを超えられるといいが難しいか。

下に向かう場合は、上記の通り紫色のサポートボックス圏で下値を探る動きとなるだろう。
機能するならば、反発してレンジ展開。

NT値を下抜けていく場合は、10/13安値がテスト会場。

10/13安値を下抜けると、10,000~9,800付近がすぐ下に見えてくる。
N波動の計算値では、もっと下も見えてくるが、次の材料次第だろうか?

1月初週は、雇用指標で賃金インフレが確認ポイント。
2週目以降は、決算発表シーズンが始まります。
リセッション懸念で注目されるのは今Qの結果もあるが、次QやFY23の予想がどのくらい下がるのかではないでしょうか。
EPS予想がどの程度下がるかは、指数の行き先に影響あるでしょう。

1月はベース構築に向かってくれると期待したいですが、
足元の環境はよろしくありません。
どちらに振れてもいい波を捉えていけるといいですね。

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