【EURJPY】相場分析20200718 基本ロング狙い、but失速からの下落転換にも要注意

【サマリ】
ユーロ高が続き日足レベルで上昇トレンドが継続しているユーロドル。
この流れに乗って来週以降も上昇トレンド順張りを狙いますが、4時間足では高値更新の勢いに衰えが見えていることから下降転換も目線に入れ、ロングを狙う場合、ショートを狙う場合のそれぞれのシナリオを解説します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
週足
長期視点では5年以上に渡って赤の下降チャネルに沿った下降トレンドを形成しています。
直近のローソク足の動きとして、日足の200日MA(太いパープル)で反発上昇して、2年MA(青のカギ線)を実体で上抜いてきたことからも強い上昇が発生していることが確認できます。

스냅샷

<中期足>
日足
5月の上昇に対するフィボナッチラインの0.5ラインまで戻して上昇継続という場面。
上昇の過程で上抜いた20MA(ピンク線)が綺麗にレジサポ転換して、直近の上げの押し目となっていることがわかります。
そして現在のローソク足の上には特に抵抗となりそうなラインもなく、100pips以上の広い空間がぽっかりと待っているという場面です。

스냅샷

4時間足(最上部チャート)
4時間足でさらに細かく直近の値動きを見ていきます。
ポイントは以下です。
・緑の上昇トレンドラインが一度下抜けした後戻って再度機能している。
・緑のトレンドライン際で逆三尊。
->逆三尊の中央はトレンドラインを引く際にも無視すると綺麗にハマることからも、このトレンドラインへの回帰はリーズナブルな動き。
・さらにトレンドライン際でWボトムも形成。
と、ここまでは今後の上昇継続を示唆する材料ですが、一方で、
・高値が揃いつつあり、高値更新が弱くなってきている。
ことも見受けられることから、このまま上昇トレンドラインを割って下降へ転じるというシナリオも想定できます。

<今後のトレードシナリオ>
ここ最近のユーロ高の流れを受けて、引き続き上昇は続くとの期待のもと、ロングを狙っていきます。
ただし、4時間足で解説の通り、高値更新が弱まってきている気配も見て取れることから、直近の高値である赤の水平線を超えてきたところから戻しを待ってロングを狙います。
日足でも触れた通り、この赤の水平線を超えたところから、前回高値までは100pips近く何もない空間が広がっており、水平線を超えてからでも十分R&Rの良いエントリーが狙えると考えています。

一方で、高値を更新できずに4時間足の上昇トレンドラインを再度下抜けしてしまうような場合は、下降転換を意識する必要があります。
すぐにショートするわけではないですが、上昇トレンドラインを下抜け、さらにWボトムの安値を割ってくるようであればショートのエントリーを狙っていきたいところです。

このまま強い上昇を続けるか、失速して下落転換か、週明けの値動きに要注目です。
Chart PatternsEURJPYTrend Analysis

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